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【プロが厳選】相続税申告・対策の知識習得におすすめの本9選

近い将来、相続を受ける方にとっては、相続がとても深刻な問題になっていると思います。一方、相続に関係のない人にとっては、相続は「富裕層にとって贅沢な問題」のように思えるかもしれません。仮に相続が上手くいかないと、税金面でかなりの損失を被る可能性が高いです。また相続人同士で争いが起きてしまうかもしれません。

相続の問題を解決するためにできることは、相続について勉強することです。税理士顔負けの知識まで身につける必要はなく、将来の相続をスムーズするための知識を効率的に身につけたいと考えている方が少なくないでしょう。

そこでこの希望に答えてくれる相続税の本を9冊、厳選しました。相続について何も知らず、ゼロから始めてもわかる本を選びましたので、失敗のない相続の準備にお役立てください。

今すぐ効率的に相続について学びたい方へ

相続の時期が近づいてから相続税対策について考えようと思う方もいるかもしれませんが、もっと早めに相続の知識を身につけておくことがとても大切です。相続税について効果的に勉強するために、本を読むのは大変おススメです。

相続について効率的に学ぶ順番

相続に関する知識は膨大な量が存在するので、やみくもに学んでも相続に関する本質はわかりません。物事には何でも順番があります。相続税について学ぶにあたっても正しい順番があります。

まずは相続税の基礎から、そして次に相続税の仕組み、さらに相続税対策について。

この順番を間違えなければ、相続税について体系的に勉強できます。決して難しいことではありません。

よく勉強すれば相続税対策は難しくない

相続には法律や税金の知識が必要であるため、嫌だなあと考える方も少なくないでしょう。ただし税法について知る必要があるからといって、難しそうな六法全書を読む必要はありませんし、税理士レベルの税務知識が必要というわけでもありません。

相続税の基礎知識を理解した上で、相続税対策を身につければよいので、それほど難しいことではありません。法律用語など難しい言葉もありますが、相続税対策について分かりやすく説明している本をこれからご紹介しますのでご安心ください。

数千円で数百万円の税金を節約できるとしたら?

今回紹介する相続税の本は9冊です。得られる知識の量と節税の効果を考えると、これらの本の価格は非常に安いと感じると思います。

コストパフォーマンスの良さも本ならではの魅力ですが、良書を選べばなおさらです。この記事ではコストパフォーマンス抜群の本だけをピックアップしました。

自分で相続税の申告書を作成するのに役立つ本

いちばん親切な相続税の本 22-23年版

画像引用 : ナツメ社

本書は、家族についての突然の相続を例に、愛する人が亡くなった場合の相続税の申告方法について説明しています。家族の死別から相続税の申告までの流れや配偶者が亡くなった場合の二次相続の手続きなどを漫画でわかりやすく解説しています。

マンガの後に詳しい解説があり、相続の際に起こりうる問題がほとんど網羅されています。巻末では、自分で納税申告書を提出する際の申告書の書き方について簡単に触れています。

出版社 ナツメ社
発売日 2022/7/14
価格 税込み1,650円
著者 相続研究会

図解いちばんやさしく丁寧に書いた相続税申告の本

画像引用: 成美堂出版

初心者の方でも相続税の申告ができるようにイラストをふんだんに使ってポイントをわかりやすく解説しています。

本の冒頭にあるチェックリストを使用すると、申告の要不要や難易度がわかります。書類の収集から財産の評価、確定申告の手続きまでを時系列で詳しく解説しているので、最初に学ぶのに最適な一冊です。

出版社 成美堂出版
発売日 2020/12/15
価格 税込1,760円
著者 須田邦裕

無料相続税申告ソフトを使って 自分で相続税の申告ができる本

画像引用 : アマゾン

相続税申告の大まかな流れとともに、フリーソフト「ひとりで申告できるもん」の使い方を解説しています。

出版社 幻冬舎
発売日 2019/8/28
価格 税込1,650円
著者 岡野雄志

自分でできる相続税申告

画像引用 : 自由国民社

この本では必要書類の集め方から確定申告書の書き方まで分かりやすく丁寧に解説しています。

レイアウトが明瞭で分かりやすく、手続きに慣れていない方でも確定申告書を作成できます。2017年に発行されたもので、国税庁ホームページ等で最新の資料を確認する必要はありますが、相続税申告のバイブルとなる良書です。

出版社 自由国民社
発売日 2017/12/4
価格 税込1,870円
著者 福田真弓

身近な人が亡くなった後の手続のすべて(新訂版)

画像引用: 自由国民社

新装版として出版された、相続税対策の定番本です。相続の開始は親族の死という心理的にも重要な出来事であるため、そのような重要な出来事に対してパニックにならずに対処する方法についてのノウハウを時系列でまとめています。

出版社 自由国民社
発売日 2020/10/3
価格 税込1,540円
著者 児島 明日美・福田 真弓・酒井 明日子

相続税対策のおすすめ本

わかりやすい相続税・贈与税と相続対策 ’22~’23年版

画像引用 : 成美堂出版

相続の始まりから納税の手続きまで、図解・チャート・書き込み式シートを多用し、視覚的に分かりやすく構成されています。

相続財産の評価や相続税の計算方法など、さまざまな場合について解説しています。遺産分割協議の進め方や遺言書の書き方など、複雑なルールについてもわかりやすく解説しています。生前贈与・生命保険・財産を上手に残すための土地の有効活用など、具体的な事例を紹介しています。

出版社 成美堂出版
発売日 2022/7/19
価格 税込1,540円
著者 加藤 厚 (監修)・山口 里美(監修)

相続は突然やってくる!事例でわかる相続税の生前対策

画像引用 : あさ出版

相続税対策は被相続人が存命中の対策が成否に大きく影響します。生前贈与や不動産利用など生前にできる対策を網羅しているので、一つ一つ実践していくことで、相続が発生しても慌てずに節税できるようになっています。

出版社 あさ出版
発売日 2017/2/28
価格 税込1,760円
著者 円満相続を応援する税理士の会

相続税申告後に使うかもしれない本

相続税専門税理士が教える相続税の税務調査完全対応マニュアル

画像引用 : 幻冬舎

ある日、国税庁から電話がありました。その電話がきっかけで数百万円の税金がかかるかもしれないことを認識していましたか?

映画:「マルサの女」が流行って以来、国税庁の担当者が税務調査に来るかもしれないことは、一般の方にも周知のことと思います。ほとんどの人は、「自分達は調査されることはない」と考えて、他人事のように思い込んでいるでしょう。

しかし近年、マイナンバー制度の導入により、調査件数が増加していることも事実です。ある日、国税庁から電話があり、「あなたの相続税を調べさせてください」と言われたとしたら、上手に対応できますか?本書では、相続税が専門の税理士が税務調査への対応方法を詳しく解説しています。

初めての税務調査でも慌てないために必要な知識が満載の一冊です。

出版社 幻冬舎
発売日 2017/12/14
価格 電子版価格 ¥1,056
著者 岡野雄志

いちばんわかりやすい! 相続税の税務調査対応のすべて

画像引用 : あさ出版

相続税の税務調査が行われた場合の準備や対応方法など、一般的な相続税の税務調査についてイラストを使って解説しています。

税務調査の主な内容だけでなく、申告のポイントや避けるべき節税についても解説。調査後の対応など税務調査の不安を専門家の視点から解決する一冊です。

出版社 あさ出版
発売日 2019/7/18
価格 税込1,980円
著者 株式会社エッサム

本を参考に自分で相続税の申告をする場合の注意点

税制改正に対応できない可能性

相続税申告書を作成し提出するときは、最新の税制改正についての情報を入手する必要があります。

しかし読む本が数年前の本だと税制改正に対応できず、税額の計算を間違える恐れがあります。毎年新しい版が発行されることも少なくないため、本を購入するときは常に最新版であることを確認してください。

特殊なケース

解説本には財産の評価方法とよくあるケースの申告方法が説明されています。

しかし実際のところ遺産の内容は人によって異なります。遺産の内容の内、珍しいものとして、具体的には書道・絵画・骨董品などがあります。また故人が事業を行っていた場合は、事業資産と非公開株式の評価も必要です。

特殊なケースについては税理士に相談した方が良いかもしれません。

本に書いてあるとおりに申告書を作成しても間違える可能性

本に書かれている通りに自分で申告書を書いても、相続税の専門家でなければ、財産評価や税金の計算を間違える可能性はゼロではありません。残念ながら自分では間違いに気づけない場合があります。

相続税の申告に税理士が関与していない場合、申告内容に誤りがある場合が多いため、税務調査にかかる可能性も低くありません。一方、申告を間違えてしまい、税金を払いすぎてしまうこともあります。この場合には、税務署から連絡が来ないので、知らないうちに損をしてしまうかもしれません。

まとめ

ここまで、相続税の勉強に役立つ本を紹介してきました。これらの本を参考にすれば、自分で相続税の申告も不可能ではありません。

ただし、自身での相続は現金預金や自宅などの単純な財産のみ相続するケースに限定することをお勧めします。自宅以外に土地を持っている場合や、農場や事業を営んでいる場合など、複雑な場合は自分で申告するのが難しくなります。申告ができたとしても、不動産の評価ミスにより、追加で課税されるケースも想定されます。

ご自身での申告が困難な場合は、お早めに相続税の申告を専門とする税理士にご相談されることをお勧めします。

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ABOUT US
税理士 友野祐司
税理士法人レガシィ勤務を経て2011年に響き税理士法人に入社、相続税専門の税理士として、横浜を中心に相続税申告のサポートをを行っています。どこよりも、素早い対応を心がけておりますので、少しでも相続税に関して、不安や疑問がありましたらお気軽にご相談ください。