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横浜市の相続税路線価を調べる方法

「横浜の土地を相続したけど、評価額がいくらか知りたい」

「相続税の路線価格はどうすれば分かる?」

土地は、相続税の価格を大きく左右する財産のひとつです。相続で受け取った土地は、路線価を基にして算出されます。横浜市は全国的にみても土地の価格が高い地域なので、土地の評価額が気になる人も多いでしょう。しかし、「路線価」といわれると専門的なイメージがあり、どう調べればよいか分からない人も多いのでは?

この記事では、横浜市の相続税路線価を調べる方法を解説します!路線価が相続で重要といわれる理由や、具体的な算出方法についても説明していきますよ。横浜市の土地の相続税でお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね!

路線価とは?

相続税における路線価とは、土地の評価額を算出するもとになるものです。具体的な数字の意味は、道路に面している土地の1㎡あたりの評価額を示します。路線価は地価公示価格や実際の売買価額、不動産鑑定士など精通者の意見価格をもとに定められます。

土地の相続税評価の精度を高め、適切な評価の算出を促すことが路線価の役割です。

路線価が相続税で重要な理由

相続税で路線価が重要といわれる理由には、以下の2つが挙げられます。

路線価が重要な理由
  • 土地が相続財産全体の3割以上を占めているため
  • 土地の評価額により、財産の総額が変わるため
相続財産のうちに占める土地の構成比は、現金・預貯金の次に大きな割合となっています。ここ数年、相続財産に占める土地の構成比は縮小傾向にあるものの、およそ3割は大きな数字といえるでしょう。

また、土地は評価方法や特例の適用で評価額が大きく変わることも、相続税で路線価が重要とされる理由のひとつです。現金・預貯金は受け取った金額がそのまま相続財産となるため、満額が相続財産に含まれます。

一方、土地の評価額は流動的なので、相続財産額や相続税の金額を大きく左右します。相続財産の3割を占める土地の評価額を算出する路線価は、相続税において非常に重要な要素といえるでしょう。

出典:国税庁https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2023/sozoku_shinkoku/pdf/sozoku_shinkoku.pdf

横浜市の路線価格の調べ方

横浜市の相続税の路線価の調べ方には、以下の3つの方法があります。

路線価の調べ方
  • 国税庁HPでチェック
  • 税務署に問い合わせる
  • 税理士に依頼する
それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう!

国税庁HPでチェック

路線価は国税庁のホームページからチェックできます。実際に確認する手順は以下の通りです。

路線価を確認する手順
  1. 国税庁ホームページにアクセス
  2. ページ中段 「関連サイト」枠内の「路線価図・評価倍率表」をクリック
  3. 相続が発生した年を選択
  4. 都道府県、市区町村を選択
  5. 表示された画面の「路線価図」をクリック
  6. 土地がある場所の路線図を確認
しかし、1つのエリアで路線価図が10枚近くあるところもあるため、どの地図を見ればよいかわからない可能性もあります。どの地図なのかわからない場合には、以下の方法で調べてみましょう。

  1. 上記手順4で市区町村を選択した後に画面上部に表示される「この市区町村の索引図ページへ」をクリック
  2. 表示する索引図から土地を含む地図にカーソルを合わせてクリック→そのエリアの地図が表示
  3. 所有する土地が面する道路を探す

数字は路線価格、記号(A~G)は借地権割合を表します。

たとえば
「300C」と記載されている場合は、路線価が300,000円、借地権割合70%です。

以下に令和5年度の神奈川県の財産評価基準書URLを記載しているので、チェックしてみてくださいね。

国税庁 財産評価基準書(神奈川県):https://www.rosenka.nta.go.jp/main_r05/tokyo/kanagawa/prices/city_frm.htm

税務署に問い合わせる

路線価を知りたいなら、税務署に問い合わせるのもひとつの方法です。離れた場所に複数の土地を所有する人にとって、自力で路線価を調べるのは相当に煩雑な作業でしょう。

税務署では、無料で土地の路線価の調べ方を教えてくれます。路線価などについて税務署に個別面談で相談する場合には、事前に予約をしていくのが安心です。最寄りの税務署への電話連絡や窓口で相談する日時を伝えることで、しっかり話をできる時間が確保できますよ。

税理士に依頼する

路線価について詳しく知りたいなら、税理士に相談するのもひとつの方法です。税理士に依頼すれば路線価はもちろん、土地そのものの評価額を算出してくれます。

税務署への問い合わせで得られる情報は必要最低限であり、控除に関することなどは教えてもらえない可能性も。税理士への依頼は費用こそかかりますが、より適切な土地の評価額や控除を利用したテクニックなども教えてくれるでしょう。また、土地の評価のほかに、相続税など税にまつわる不安や悩みをまとめて相談できるのもメリットといえます。

将来的に相続税が発生する可能性がある人は、税理士への相談がおすすめです。

路線価格の計算方法

路線価がわかったら、実際の土地の評価額を計算してみましょう。路線価がある土地の評価方法は、以下の通りです。

ただし、評価額の計算式は土地の形状や面している道路の数で異なります。複雑な形状の土地や2つ以上の道路に面している土地の評価は特に難しいため、専門家に相談するのがおすすめです。

路線価格がない土地は?

土地の中には、路線価が割り振られていない土地もあります。路線価がない土地の評価に用いられるのが、評価倍率方式です。評価倍率は路線価と同様、国税庁のホームページに記載されています。

路線価図を探す手順4の都道府県や市町村を選ぶページ右側の「この都道府県/市町村の評価倍率表を見る」をクリックしましょう。倍率方式による計算方法は「固定資産評価額×倍率」です。評価倍率方式に用いられる倍率は宅地や田畑、山林など用途に応じて異なります。

固定資産税評価額や用途は、毎年4月中旬頃に送付される固定資産税の納税通知書に記載されているのでチェックしてみてくださいね。

まとめ|横浜市の路線価格は複雑

今回は横浜の相続税路線価の調べ方についてまとめました。横浜の相続税路線価は、国税庁HPや税理士への依頼で調べることが可能です。ざっくりとした評価額を知りたい場合やコストをかけたくない場合は、国税庁のHPや税務署への問い合わせが向いています。

一方で、より正確な土地の評価や利用できる控除など、相続税の納付まで見据えた評価が必要なら税理士への依頼がおすすめです。路線価を用いた土地の評価は形状や接する道路の数などにより、非常に複雑になります。土地を過小評価しすぎた相続税納付は、過少申告加算税や延滞税などのペナルティが科される可能性もあるでしょう。

路線価の高い横浜市の土地の評価は、税理士などのプロへの依頼がおすすめです。ぜひ、今回の記事を参考にして、正しい横浜の相続税路線価を把握して不安なく相続に備えてくださいね。

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ABOUT US
税理士 友野祐司
税理士法人レガシィ勤務を経て2011年に響き税理士法人に入社、相続税専門の税理士として、横浜を中心に相続税申告のサポートをを行っています。どこよりも、素早い対応を心がけておりますので、少しでも相続税に関して、不安や疑問がありましたらお気軽にご相談ください。